
事業ゴミの回収頻度と曜日の決め方|倉敷市で量に合った定期回収プランを組む
事業ゴミの定期回収を検討するとき、「週何回、何曜日に来てもらうのが正解なのか」で迷われる事業者様は多くいらっしゃいます。回数を多くすれば安心ですがコストは上がり、少なくすればゴミが溜まって置き場が回らなくなります。この記事では、倉敷市で事業系一般廃棄物の定期回収を行うファーストサービスが、回収頻度と曜日を決めるときの考え方を実務の視点で整理します。
頻度は「排出量」ではなく「保管の限界」から逆算する
回収頻度を決めるとき、まず1日にどれくらいゴミが出るかを計算される方が多いのですが、実務で先に限界が来るのは▶ 置き場のスペースのほうです。
1日あたりの排出量が同じでも、専用のゴミ庫がある事業所と、通路の一角に仮置きしている事業所とでは、耐えられる日数がまったく違います。まずは「何日分まで置いておけるか」を確認し、そこから逆算して頻度を決めるほうが現実的です。置き場そのものの作り方は事業ゴミの保管場所・置き場づくりで気をつけることで詳しくご説明しています。
業種別に見た頻度の考え方
生ゴミが出る業種は「日数」で決まる
飲食店、スーパー、宿泊施設のように厨房から生ゴミが出る業種は、量よりも臭気と衛生が先に問題になります。特に夏場は一晩でにおいが立つため、量が少なくても間隔を空けられません。
かさばる紙・段ボール中心の業種は「容量」で決まる
オフィス、小売店、事務所などは、腐敗の心配は少ない一方で段ボールや紙類がかさばります。この場合はにおいではなく、置き場が満杯になるタイミングが判断基準になります。畳んで積む運用が徹底できていれば、頻度を下げられることもあります。
曜日は「ゴミが最も溜まる翌日」に置く
曜日を決めるときのコツは、営業のサイクルを見て▶ ゴミが最も溜まる日の翌営業日に回収を入れることです。土日に来客が集中する業態であれば月曜、平日に納品が集中するのであればその翌日、という考え方になります。
あわせて、納品や仕込みで裏口が塞がる時間帯を避けておくと、回収作業がスムーズになります。ファーストサービスは自社便でルートを組んでいるため、こうした時間帯のご希望も含めて調整しやすいのが強みです。
自己搬入と定期回収、どちらが向いているか
倉敷市では、事業活動に伴って出たごみは事業者自身の責任で処理することとされています。このうち事業系一般廃棄物については、「市の施設への直接自己搬入」か「一般廃棄物収集運搬業の許可業者への委託」のいずれかの方法で処理することとされています。事業ゴミを家庭用のごみステーションに出すことはできません。
自己搬入を選ぶ場合、倉敷西部クリーンセンターの受入は月曜から金曜が8時45分から16時30分、土曜が8時45分から14時までで、いずれも祝日を含みます。休みは日曜と年末年始です。事業系可燃物の処理手数料は10kgあたり170円(令和7年4月1日改定)で、10kg未満の端数は10kgとみなして計算されます。なお、同センターが受け入れるのは倉敷市(真備地区を除く)から出たごみで、真備地区は吉備路クリーンセンターの利用となります。
つまり、少量を毎日運び込む使い方は手数料の面でも人件費の面でも効率が悪くなります。営業時間中に人手を割いて往復することを考えると、一定量が継続して出る事業所では定期回収のほうが現実的です。費用の考え方は事業ゴミの処分費用を抑える5つの方法もあわせてご覧ください。
頻度を増やす前に見直したいこと
「置き場が溢れるから回数を増やしたい」というご相談をいただいたとき、実際に確認してみると分別と減量で解決するケースが少なくありません。
- 段ボールを畳まずに捨てていないか
- 水分を含んだ生ゴミをそのまま出していないか(水切りで重量と臭気が変わります)
- 資源として分けられるものが可燃に混ざっていないか
- 産業廃棄物にあたるものが混ざっていないか
特に最後の点は重要です。事業所から出るゴミは、すべてが事業系一般廃棄物というわけではなく、廃プラスチック類や金属くずなどは産業廃棄物にあたります。両者の区分は事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違いで解説しています。産業廃棄物は一般廃棄物収集運搬業の許可では扱えないため、産業廃棄物収集運搬業者への別途委託が必要になります。
委託先は「一般廃棄物の許可があるか」で選ぶ
ここで注意していただきたいのが、産業廃棄物の許可を持っている業者であれば事業系一般廃棄物も運べる、というわけではないという点です。
一般廃棄物収集運搬業の許可は市町村長が出すもので、産業廃棄物の許可とは別のものです。しかも許可は市町村ごとに必要なため、他市で実績のある業者だからといって倉敷市の事業ゴミを運べるとは限りません。許可のない業者への委託は法律違反になりますので、委託先はまず「倉敷市の一般廃棄物収集運搬業の許可があるか」でご確認ください。ファーストサービスは倉敷市の許可業者として、倉敷市に特化して定期回収をお受けしています。
頻度や曜日は、始めてから調整できます
最初から完璧な頻度を決めきる必要はありません。実際には、数週間運用してみて「思ったより溜まらない」「この曜日は搬入と重なる」といった点が見えてきます。
ファーストサービスでは、運用が始まったあとの頻度や曜日のご相談も承っています。契約から初回回収までの流れは事業ゴミの定期回収を始める手順でご確認いただけます。まずは現在の排出量と置き場の状況をお聞かせください。倉敷市内であれば、実際の状況を拝見したうえでご提案いたします。
複数の管理物件で物件ごとに頻度を組みたい場合は、倉敷市の賃貸マンション・テナントビルの事業ごみ回収もあわせてご覧ください。
自己搬入と定期回収のどちらが自社に合うか比べたい場合は、倉敷市の事業ごみの持ち込み(自己搬入)と定期回収の使い分けもあわせてご覧ください。

