COLUMN

自動車整備・板金塗装の事業ゴミ|一般廃棄物と産廃の線引き|倉敷市

自動車整備工場や板金塗装工場からは、廃油・古タイヤ・使用済みバッテリー・金属くずなど、さまざまな廃棄物が出ます。これらの多くは「産業廃棄物」に分類され、事業者自身に処理責任があります。一方で、事務所や休憩室から出る紙くずやお弁当がらなどは「事業系一般廃棄物」にあたり、処理のルートがまったく異なります。この線引きを誤ると、知らないうちに法令違反になってしまうこともあります。この記事では、倉敷市の事業ゴミ定期回収を行うファーストサービスが、自動車整備・板金塗装業の廃棄物の区分と、正しい委託先の考え方を解説します。

整備・板金塗装で出る廃棄物は「産業廃棄物」が中心

自動車整備・板金塗装の作業そのものから出る廃棄物は、その大半が産業廃棄物にあたります。代表的なものを見ていきましょう。

廃油(エンジンオイルなど)

交換したエンジンオイルやミッションオイルなどの鉱物性油は、産業廃棄物の「廃油」に該当します。さらに、引火点が70度未満の揮発油(ガソリンやシンナーなど)は「引火性廃油」として、より厳しい管理が求められる特別管理産業廃棄物に区分されます。

廃タイヤ

交換して不要になったタイヤは、合成ゴムを含むため、産業廃棄物の「廃プラスチック類」に分類されます。

廃バッテリー

自動車用の鉛バッテリーは、電解液が強い酸性(pH2.0以下)であることから、その電解液の部分が特別管理産業廃棄物の「腐食性廃酸」に該当します。バッテリー全体としては、ケースの廃プラスチック類や電極の金属くずなどと合わせた混合物として扱われるため、取り扱いには特に注意が必要です。

金属くず・廃塗料など

修理で取り外した外板部品や、研磨くず・切削くずといった金属くずは、産業廃棄物の「金属くず」にあたります。板金塗装で出る廃塗料や廃シンナー類も、性状に応じて廃油・廃酸・廃アルカリなどの産業廃棄物として区分されます。

これらの産業廃棄物は、産業廃棄物処理業の許可を受けた業者へ委託します。倉敷市は中核市のため、許可権者は岡山県知事または倉敷市長です(倉敷市内だけで収集運搬を行う場合や積替え保管を行う場合、および処分業は倉敷市長の許可)。「県知事許可でなければ委託できない」わけではありませんので、許可証で事業の範囲を確認してください。工場の規模や排出量に応じて、適切な処理業者と契約しておく必要があります。

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見落としがちな「事業系一般廃棄物」

産業廃棄物の管理に気を取られがちですが、整備工場・板金工場にも「事業系一般廃棄物」は必ず発生します。たとえば次のようなものです。

▶ 事業系一般廃棄物の例
・事務所や受付から出る紙くず・書類
・従業員の休憩室から出るお弁当がら・生ゴミ
・お客様の待合スペースから出る紙コップ・雑ゴミ

これらは作業由来の産業廃棄物ではなく、事業活動に伴って出る生活系のゴミです。産業廃棄物とは別に、事業系一般廃棄物として正しく処理する必要があります。倉敷市では、こうした事業系一般廃棄物を家庭用の集積所に出すことは認められておらず、事業者の責任で適正に処理することが求められます。

一般廃棄物は「市の許可業者」しか回収できない

ここで注意したいのが、産業廃棄物と事業系一般廃棄物では、回収を委託できる業者が異なるという点です。

産業廃棄物の許可を持っている業者でも、事業系一般廃棄物を回収できるとは限りません。事業系一般廃棄物の収集運搬には、市町村長が発行する「一般廃棄物収集運搬業」の許可が必要です。この許可は新規の取得が極めて難しく、対応できる業者が限られているのが実情です。「うちは産廃業者に頼んでいるから大丈夫」と思い込んで、事業系一般廃棄物まで無許可業者に委託してしまうと、排出事業者側の責任が問われることもあります。産業廃棄物と一般廃棄物の違いについては事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違いもあわせてご覧ください。

倉敷市の整備・板金工場の事業ゴミはファーストサービスへ

ファーストサービスは、倉敷市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者として、事業系一般廃棄物の定期回収を行っています。自動車整備・板金塗装工場の事務所や休憩室から出る紙くず・生ゴミなどを、倉敷市特化の自社便ルートで計画的に回収します。「産廃は処理業者に頼んでいるが、事務所のゴミの出し方に困っている」という工場様は、ぜひ一度ご相談ください。排出量に合わせた定期回収で、ゴミの管理をシンプルにできます。

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ACCEL JAPAN アンバサダー 藤森慎吾|株式会社ファーストサービス

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