
倉敷・美観地区のホテル・旅館の事業ゴミ|宿泊業の分別と定期回収の進め方
美観地区を中心に、倉敷は年間を通して観光のお客様が訪れる街です。ホテル・旅館はもちろん、町家を改装したゲストハウスや民泊も増えました。一方で、宿泊施設の運営で必ず出てくるのが「客室から毎日出るごみをどう処理するか」という問題です。結論から言えば、宿泊施設から出るごみは規模や量に関係なく「事業ごみ」であり、家庭用のごみステーションに出すことはできません。この記事では、倉敷市の宿泊事業者様が押さえるべきルールと、現実的な処理方法を整理します。
宿泊施設のごみは、住宅を使っていても「事業ごみ」
ホテル・旅館はもちろん、住宅宿泊事業法(民泊)にもとづく営業でも、事業活動から出たごみとして扱われます。建物が一般の住宅であっても、そこで宿泊事業を営んでいる以上、出るごみは家庭ごみではありません。
倉敷市も公式に、「事業ごみ」はごみステーションに出せませんと明示しています。「量が少ないから」「見た目は家庭ごみと同じだから」という理由は通りません。町内のごみステーションに出してしまうと、地域とのトラブルにつながるだけでなく、廃棄物処理法上の問題にもなり得ます。
倉敷市で認められている2つの処理方法
倉敷市では、事業系一般廃棄物の処理方法は次の2つと定められています。
- ① 市施設への直接自己搬入……ご自身で運び込む方法です。処理手数料は10kgあたり153円(税込)とされています。
- ② 一般廃棄物(ごみ)収集運搬業の許可業者への委託……許可を持つ業者に回収を依頼する方法です。
なお事業系一般廃棄物とは、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、廃棄物処理法で限定された産業廃棄物(20品目)に該当しないものを指します。客室の紙くずや厨房の生ごみなどが代表例です。
宿泊施設のごみは、種類ごとに扱いが分かれる
宿泊施設からは性質の違うごみが同時に出ます。ここを混ぜてしまうと、正しい委託ができません。
- 事業系一般廃棄物……朝食・レストランの生ごみ、客室の紙くず、清掃で出るほこりやティッシュ類など。
- 産業廃棄物に区分されることがあるもの……びん・缶・ペットボトル、プラスチック類などは、事業活動から出た場合に産業廃棄物として扱われることがあり、収集運搬に必要な許可が異なります。
- 持ち込み品・忘れ物……宿泊者の私物は勝手に処分できません。保管ルールを決めておいてください。
区分の考え方は事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違いで詳しく解説しています。どちらに当たるか迷うものは、自己判断せず事前にご相談ください。
自己搬入は、宿泊業には現実的でないことが多い
自己搬入は手数料だけを見れば安く見えます。しかし宿泊業の場合、次の理由で運用が続きません。
- ごみは毎日、しかもチェックアウト直後に集中して出る
- 清掃と次の受け入れ準備が重なる時間帯に、搬入のための人手と車を割けない
- 連休・イベント時期に量が跳ね上がり、施設の受付時間内に運びきれない
結果として「とりあえず館内に溜める」ことになり、においや衛生の問題、客室清掃の動線の悪化につながります。とくに夏場は、生ごみを一晩置くだけで臭気が出ます。
定期回収なら、出る量とタイミングに合わせられる
ファーストサービスは倉敷市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者として、事業系一般廃棄物の定期回収を行っています。自社便のルート回収のため、「毎日」「週3回」「繁忙期だけ増やす」といった調整がしやすいのが強みです。
チェックアウト後の時間帯に合わせて回収に伺うこともできますので、清掃スタッフがごみの搬出に時間を取られることがありません。契約から初回回収までの流れは事業ゴミの定期回収を始める手順、費用の考え方は料金ページをご覧ください。
倉敷市内の飲食店・店舗・施設で多くの実績があります。宿泊施設の規模やごみの量に合わせて、ムダのない回収頻度をご提案します。
