
美容室のゴミ処分方法を解説|髪の毛と薬剤容器の分別・倉敷市の定期回収
美容室を運営していると、毎日大量に出る髪の毛やカラー剤の容器、使用済みタオルなどの処分に頭を悩ませる場面が多いのではないでしょうか。結論から言うと、美容室のゴミは「事業系一般廃棄物」と「産業廃棄物」に分かれ、それぞれ処分ルートが異なります。そして髪の毛やタオルなどの事業系一般廃棄物は、家庭ゴミの集積所に出すことはできず、市町村長の許可を受けた一般廃棄物収集運搬業者に委託する必要があります。この記事では、倉敷市の美容室・サロンを対象に、ゴミの正しい分別と処分方法を許可業者の視点で解説します。
美容室から出るゴミの種類と分別の基本
美容室から出るゴミは、事業活動に伴って発生する「事業系廃棄物」です。事業系廃棄物は、廃棄物処理法で定められた20種類に該当する「産業廃棄物」と、それ以外の「事業系一般廃棄物」に大きく分かれます。まずは自店のゴミがどちらに当たるかを押さえましょう。
事業系一般廃棄物になるもの
▶ 主な品目
カットした髪の毛、使用済みタオル・ペーパー類、ティッシュ、雑紙、段ボールなどは、産業廃棄物の20種類に当てはまらないため事業系一般廃棄物として扱われるのが一般的です。これらは市町村の処理ルールに沿って、一般廃棄物収集運搬業の許可業者へ委託します。
産業廃棄物になるもの
▶ 主な品目
ヘアカラー剤やシャンプー・トリートメントの空きボトル、カラー剤のチューブ、アルミホイル、ヘアピンや金属コームなどは、廃プラスチック類・金属くずといった産業廃棄物に該当します。カラー剤の容器は中身を使い切り、残液がない状態で廃プラスチック類として処理するのが基本です。事業系一般廃棄物とは委託先・許可の種類が異なる点に注意してください。
なお、事業系一般廃棄物と産業廃棄物の線引きや書類の扱いについては、事業系一般廃棄物と産業廃棄物の違いもあわせてご確認ください。
美容室のゴミを「家庭ゴミ」に出してはいけない理由
美容室から出るゴミは、たとえ髪の毛やティッシュであっても家庭から出る「家庭系一般廃棄物」とは区別されます。事業活動に伴って生じた廃棄物は、排出した事業者が自らの責任で適正に処理する義務があり、これを排出事業者責任と呼びます。
家庭ゴミの集積所に事業ゴミを出す行為は不適正排出にあたり、近隣トラブルや行政指導の原因にもなります。少量だからと安易に家庭ゴミへ混ぜず、許可業者へ委託する体制を整えることが、サロンの信頼を守る第一歩です。
美容室のゴミ処分で押さえる3つのポイント
① 一般廃棄物は「市町村長の許可業者」しか運べない
意外と知られていませんが、事業系一般廃棄物の収集運搬は、市町村長が発行する「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者でなければ行えません。この許可は新規取得が極めて難しく、地域内でも対応できる業者が限られています。「産業廃棄物の許可があるから一般廃棄物も回収できる」というのは誤りで、許可の種類が異なる点に注意が必要です。だからこそ、一般廃棄物の許可業者に委託できることは、サロンにとって安心材料になります。
② 一般廃棄物と産業廃棄物を分けて出す
髪の毛・タオルなどの事業系一般廃棄物と、容器・ボトルなどの産業廃棄物は、委託先が分かれるのが原則です。店内であらかじめ分別の仕組みをつくっておくと、回収がスムーズになり、コストの最適化にもつながります。
③ 量とペースに合った「定期回収」を選ぶ
美容室は毎日のように髪の毛やタオル類が発生するため、その都度処分するよりも定期回収を利用するほうが効率的です。営業を止めずに決まったペースで回収してもらえるため、ゴミの保管スペースや手間を大きく減らせます。
倉敷市の美容室の事業ゴミは定期回収にお任せください
ファーストサービスは、倉敷市の一般廃棄物収集運搬業の許可業者として、市内の美容室・サロンの事業系一般廃棄物を定期回収しています。倉敷市に特化した自社便ルートで、店舗の営業時間や排出量に合わせた回収プランをご提案。「髪の毛やタオルの処分をまとめて任せたい」「家庭ゴミに出していて不安」という店舗様も、まずはお気軽にご相談ください。閉店・移転に伴うまとまった処分については美容院・サロン閉店時の事業ゴミ処分方法もご参考になります。
